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今世紀まで復刻された事がない 竹久夢二 復刻屏風の発表

竹久夢二先生の作品との出会いは、竹久夢二伊香保記念館でした。 肉筆画を目の前にして言葉では表現できない感動と憧れを抱き、拝観していた時の流れさえ緩やかに過ぎていたように感じられました。

 

数日が過ぎ頭に残る残像は、夢二先生の作品でした、職業柄販売を営む弊社では、もとよりお客様には第一に喜んで頂ける商品の販売を進めて来ましたので、是非できることならば、夢二先生の作品に携わりたく思い、専門業の屏風か掛軸で作品が出来ないのかプランニングを進めまして、再度伊香保記念館へ訪れ、今回の企画について記念館木暮館長の助言を下に作品制作となりました。

竹久夢二伊香保記念館木暮館長との製作概要の打ち合わせの中で 屏風の所蔵点数が多い岡山県の夢二郷土美術館と同時並行して復元が出来ないのかとご指導を受けて、夢二郷土美術館から屏風復元を快諾して頂き、先行しての作品発表は、夢二郷土美術館所蔵作品が第一回となりました。

多くのファンに愛される夢二先生の作品の中から屏風画の代表作とも言える、「秋のいこい」・「遠山に寄す」・「立田姫」屏風を選定しまして複製作品制作を弊社が、ぜひ復元したい、そんな気持ちが、京都行脚へと足を運ばせましたのが、平成16年7月の暑い頃でした。

某有名な京表具師の厳しい意見や印刷にかかわる難問など、まったく前途多難な出発でありましたが、今回作品所蔵の夢二郷土美術館主任学芸員の小川晶子さんをはじめ弊社(岐阜県)地元の京表具師松月堂寿山先生・美術印刷の共同印刷株式会社の協力の賜物であります。

特に今回の作品のサイズにはこだわりを持ちまして、限りなく実寸に近いサイズを印刷するにあたって作品の美術印刷の仕上がりには、多くの方々からお褒めを頂きました。印刷を担当された技術スタッフならび植松氏にはとても感謝をしています。

 

Taisho-Roman

 

 

平成17年6月発表まで約一年の歳月を経て、竹久夢二生誕120年を記念して作品を披露することが出来のも関係者一同のご協力があった賜物と心より感謝の意を表します。

貴女様だけの屏風作品を、持つ喜びと感動を夢二ファンの皆様に、このすばらしい作品を平成17年6月から、お届けすることが出来るようになりましたことをご報告いたします

尚、今回作製した作品 「秋のいこい」・「遠山に寄す」・「立田姫」の三作品は定数限定につきご容赦いただきます。

※各作品出展数は、1作品100本

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